「無個性の個性」ショッピングモールおじさんへの辛口分析
恋愛や都市生活をテーマに発信し、『東京で得た知見』(幻冬舎)などを執筆する“港区女子系コラムニスト”の妹尾氏は「まず、自分の生活圏にショッピングモールがないので、あまり出くわさない」と説明する。
しかし、都内で見かける“ショッピングモールおじさん的な中年男性”については、強い既視感があるという。
「ショッピングモールおじさんは、ショッピングモールからほとんど出てこないし、子どももいるし、ひとりでは歩かないし、港区とかにもいないんで、別に害はないんですよ。
都内だと、幼い娘を連れて原宿に来てるお父さんが大体こんな感じですね。ファッションとは縁もゆかりもなかった普通のおじさんは、みんなこんな感じじゃないですか。
彼らは決しておしゃれでもないけど、自分はダサくもないって思っていて、学生時代から何もアップデートされてないまま大人になったんだと思います。
スーツに数珠をつけるおじさんとかよりはマシですけど、ショッピングモールおじさんのような人は、特徴がないので、叩くにも叩けないですし、別に褒める部分もない。無個性の個性です」(妹尾ユウカ、以下同)
妹尾氏は、“無個性”なショッピングモールおじさんの男性像をどう受け止めているのか。
「これでデートとか来られたらかなりきついですよね。
服も奥さんからプレゼントされたものを使ってるんじゃないですかね。バッグも財布も、自分で選んだというより、誰かにもらったものをそのまま使ってそうです。
このタイプって、協調性を極めて生きているはずなんで、すごい成功者はあんまりいない気がします。」
服装への評価が、その人の家庭像や人生観にまで及ぶことには、違和感を覚える人もいるだろう。
当事者世代の男性は、こうした視線をどう受け止めているのか。














