きっかけは「負けたやつがお酒を飲む」
──日本でのポーカープレイヤーとしてのランキングが一時1位だったとお聞きしました。
アントニー(以下同) 今年の上半期はすごい調子が良くて、日本の大会でいっぱい入賞できました。おっしゃる通り愛好家が作るランキングでは、一時1位でしたけど、今は多分3位、4位ぐらいになっていますね。とはいえ、日本に僕よりポーカーが上手い人は、100人、200人いると思っています。普段は海外でプレーしている日本のプレイヤーもいますし。
──そもそもポーカーを始めたきっかけは?
10年くらい前に、アーティストの友達に「かっこいいし、楽しいからやらない?」って誘われたのが最初です。ルールを覚えながら始めました。負けたやつがお酒を飲むっていうところから(笑)。完全に飲みの延長ですよ。楽しいし、海外のカジノで遊べるし、なんかかっこいいし、一石五鳥ぐらいの感覚でしたね。
──それがいつから本気になっていったんですか。
5年前くらいに、日本で大きな大会があるからって声をかけてもらって行ってみたら、1つの会場に1000人以上が集まってて、とにかくすごい熱気で。「うわ、ポーカーってこんなにすごいんだ」って衝撃を受けました。
大人になってから、趣味でここまで「結果を出す楽しさ」を感じることってなかなかないじゃないですか。そこからどんどんのめり込んでいった感じです。
──転機になった大会は?
2023年1月の「JOPT(Japan Open Poker Tour)」です。日本で一番大きいポーカートーナメントで、約1500人が参加するメインイベントで初めてファイナルテーブル(残り9人)まで行ったことですね。結果は5位でした。ただその日、夕方から吉本の劇場の出番が入っていて(笑)。「あと30分残ったら仕事に間に合わない」っていう状況だったんですけど、心の中では「もう仕事間に合わなくてもいい!」って思うくらい興奮してましたよ。













