大事なのは「目を見て話す」こと

──最近の恋リアだとNetflixの『ラヴ上等』が大きな話題になりました。瀧川さんはご覧になりましたか?

もちろん見ました。Netflixさんの恋愛リアリティショーのすごいところは、「知らない世界を見せてくれること」だと思っていて。

たとえば『ラヴ上等』だったら、ヤンチャな世界での恋愛は体験したことがないですし、『ボーイフレンド』だったら、男性同士の恋愛にどういうハードルがあって、どう乗り越えていくのかを私は知らなかった。見たことのないものを提供してくれるから、視聴者の気持ちを惹きつけるんだと思います。

あと、「大人の恋愛」って、お酒を飲んで距離が近くなることがきっかけとして多いなと思っていて。それで一気に感情にブーストがかかることもありますよね。でも高校生は、もちろんお酒を飲まない。もっと素の状態で恋愛をしていますよね。その違いは大きいと思います。

恋リアはほぼチェックしているという瀧川氏
恋リアはほぼチェックしているという瀧川氏

──大人はお酒で距離が縮まるとして、高校生の場合はどうやって人を好きになっていくんでしょうか。

何気ない些細な出来事、たとえばずっと目を見て話してもらえることとか、そういうことが彼らにとって一番ドキドキすることなんだと思います。

最初は、そもそも目を合わせること自体ができなかったりするんですよ。好きな人を前にすると、急に言葉が出てこなくなったり、いつも通りに振る舞えなくなったりする。でも、そこで相手がちゃんと目を見て話してくれると、一気に気持ちが動くことがある。

大人みたいに、無理に気持ちを昂らせる必要がないというか、お酒の力を借りなくても、目を見て話すだけで十分にドキドキできるんですよね。そういう小さな出来事が、高校生にとってはすごく大きいんだと思います。

だから、私たちもまずは目を見て話すことから、高校生たちには頑張ってほしいなと思います。相手と向き合うきっかけにきっとなると思いますし、そこから先は、本当に本人たちの感情が動くかどうかなんだと思います。