「実際に処罰される可能性は低いでしょう」

「本件とは少し異なりますが、かつて渋谷にあったとされる有名なハプニングバーが摘発された事件では、隣の部屋からマジックミラーで中が見える状態にある部屋の中で性行為に及んだ客の男女が公然わいせつで現行犯逮捕、経営者側が公然わいせつ幇助で逮捕されました。今回の坂井氏の行為がそれらの罪に当たる可能性があるとしても、実際に処罰される可能性は低いでしょう」

写真はイメージです(写真/PhotoAC)
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坂井氏は動画の流出経路がわからないと言っているが、坂井氏をはじめ動画に映る女性たちも社会的な損失は大きいだろう。実際、坂井氏は「法的対応をしている」とも投稿している。この騒動は今後どのように着地するのか。

「被害女性から開示請求され、刑事事件化される可能性はあります。そもそも動画の撮影に同意がない場合、撮影行為そのものが性的姿態等撮影罪に当たり得ます。動画撮影に同意があったとしても、その動画が第三者に送信されることまでは同意していないことがほとんどでしょう。

その場合、名誉毀損罪などが考えられますが、今回は、裸体の全体がモザイク処理されているため、第三者から見て撮影対象者である女性の特定が難しく、犯罪の成立は難しいかと思われます」

写真はイメージです(写真/PhotoAC)
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また坂井氏の社会的信頼への損害について同弁護士は「動画の流出に関与した人に対しての請求が考えられますが、損害の内容、本件と損害との因果関係がどこまで立証できるかという点でハードルは高いのではないか」と言う。

坂井氏は今回の件について自身のXで、「平日はほとんど出て朝まで接待している」「人によっては女の子が好きでキャバクラなど連れて行き遅くまで飲む」など、接待の一環だったと釈明している。しかし、妻子ある立場でありながら、人間の尊厳を踏みにじるような行為は決して許されるものではない。謝罪文や謝罪動画を公開したものの、炎上は現在も続いている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班