チーマーやギャルといった渋谷発の文化
インバウンドとオフィス街になってしまった渋谷は、若者の街ではなくなったのか――。実は、そうでもない。
かつてホームレスのたまり場となっていた宮下公園を再開発して造られたMIYASHITA PARKの屋上公園を訪れると、そこには制服姿の高校生が集まり、ベンチや芝生に座っておしゃべりやSNSの発信に興じていた。
「昔が良かった」と叫び、再開発に反対するだけの人間の目には、新たな文化の芽吹きは映らないのだろう。
思えば、チーマーやギャルといった渋谷発の文化は、当時の大人に反抗して生まれたものだった。「渋谷に近づいてはいけない」というのも、20年前、30年前と変わらない。
平成から令和になっても、渋谷という街は、変わることを恐れる老害をあぶり出すリトマス紙としての役割を果たし続けているだけなのかもしれない。
文/築地コンフィデンシャル 写真/shutterstock












