温度が低いと感じたお客様が機械室の設定を変えたのでは…
『長喜温泉』のサウナは、最高120℃の“ストロング系高温サウナ”と10℃まで冷える水風呂の「100℃近いトガッた温度差」が地元民に愛されていた。
それがさらに150℃まで上がっていたというのだ。もちろん井上さんはじめとするその場にいたスタッフが設定を変えたわけではない。
「ふだんは105℃に設定しており、サウナ室が完全に密閉された状態が維持されると最高120℃になります。9日20時に私が確認した時はその設定が120℃設定に変えられてしまっていたんです。この設定にすると、最高150℃まで上がってしまう。もしかしたらですが、温度が低いと感じたお客様が機械室の設定を変えたのではないかと推測しています。私たちが変えることはないので」(井上さん)
その機械室はどこにあるのか。そしてその設定は容易に変えられるものなのか。
「機械室は男性浴場の脱衣所にあり、ふだん施錠しています。鍵は近くに隠してあるんですけど。もしかしたら施錠されていなかったか、そうでなければ鍵を隠した場所を知るお客様が勝手に開けて温度を変えてしまったとしか考えられません。脱衣所には防犯カメラはないので誰がやったかは正確にはわかりません。誰が出入りしたかはわかりますが、そのお客様ひとりひとりに聞くわけにはいきませんし…」(同)
井上さんによれば「先代が経営していた当時、サウナの温度を上げてほしいというお客さんからの要望が多く、現在の“ストロング系高温サウナ”になった」そうだ。
「先代によれば、もともとサウナの温度はもっと低かったんです。お客様から『もっと上げろ、もっと上げろ』との要望が強く、今の温度が恒例となりました。これまでも『ここは俺の席』とか威張ってしまう方はいましたが、さすがに勝手に温度を設定変更されてしまったのは今回が初めてで驚いています。なによりお客様の命に関わる事態にならずホッとしています。でも、9日20時から閉店の22時までのサウナは中止したので、楽しみにされていたお客様にご迷惑をかけてしまったので、申し訳なかったです」(同)













