おしゃぶりをくわえてのアフレコはバチバチに難しかった
──「キルアオ」の声優オーディションに臨まれた理由は?
「週刊少年ジャンプ」は毎週買っているので、好きな作品がアニメ化されると知って、「挑戦するなら好きな役で受かりたい」と思って全力で挑みました。結果を聞いたときはとても嬉しかったですね。
原作ファンの方々が抱くキャラクターの理想を崩さないように、「この人が声優でよかった」と思ってもらえるように、ちゃんと役に向き合おうと思いました。
──佐久間さんが演じるのは、13歳の姿になってしまった主人公・大狼十三のクラスに転校してきた暗殺者・古波鮫シン役です。作品とキャラクターに感じた魅力は?
遅れて青春を取り戻す物語は、主人公の十三に世代が近ければ近いほど共感すると思うんです。そして若い世代が見ても、「おじさんておもしろいな」と思える。いろんな視点でワクワクできる要素があるのがこの作品の魅力だと思います。
そこにみんなが大好きな戦闘シーンや、かっこいい描写とギャグが入り乱れていくところが、原作者の藤巻忠俊先生の作品のおもしろさだなと思います。
シンに関して、まず僕はビジュアルから好きになりました。カンフー使いでかっこいいのに、おしゃぶりをくわえているという不思議さ(笑)。最初は「かっこいい!」と思うのに、「え、めっちゃ変」、「でもやっぱりかっこいいんだよな」という着地をするのがいちばんの魅力だと思いますね。
──シンの最大の特徴は、おしゃぶりがないとしゃべれないという設定です。佐久間さんご自身も、おしゃぶりをくわえて収録に臨まれたという噂を聞いたのですが。
事実です。バチバチに難しかった(笑)。4つくらいおしゃぶりを買って、どれがいちばん合うか、どれくらいくわえたらしゃべれるかを研究しました。
おしゃぶりの下の方に切り込みを入れて歯がはまるようにすると、ツルッと落ちずにしゃべれることを発見して。
これまでおしゃぶりをくわえているアニメキャラは他にもいましたが、多分、実際におしゃぶりをくわえてアフレコした人は声優史上初なんじゃないかと思います。二次元のアニメーションにリアルが入ったと思うし、作品のスパイスになれたらいいなと思いますね。
──おしゃぶりはどこで購入を?
さすがにお店だと「こいつ、隠し子いるな」と思われるんで(笑)。ネットで買いました。0歳児用から大人用もあったりして。生後7ヶ月まで使えるやつが柔らかくていちばんしゃべりやすかったです。














