「お客様にコードネームをつけて従業員に周知してる場合もあります」
また、この経営者によれば「『金がない』と言う人に限って、なぜか食べ物をたらふく注文する傾向にある」のだと言うから不思議だ。
このような無銭飲食をする者たちは一体どんな年代なのか。
「だいたい単体(単身)の男性が多いのですが、30代から50代まで様々ですね。女性の単体客で無銭飲食する人はまずいない。22時間たったタイミングでコールを鳴らす前に窓から逃走する人もいます。
『お金がない』と白状した場合は通報しますが、『家に取りに行く』と言って本当に持ってくる人もいますし、代わりに身内が払いに来るケースもあります。
払うと言われたら通報はできませんので、そのまま逃げられてしまうことさえあります」
男性の単体客には警戒が必要かと言ったら、そういうわけでもないようだ。
「出張中にビジホ(ビジネスホテル)がわりに宿泊される方もいますし、もちろんデリヘルを呼ぶ方もいますから、単体男性客すべてが怪しいわけではありません。
ただし、過度なクレーマーについては、要注意人物として従業員に『この番号から予約が来たら断れ』と周知したり、会員データに『マリファナおじさん』とか『風邪薬おじさん』などとコードネームをつけて周知してる場合もあります。
マリファナおじさんは、この人が来ると室内がものすごく(独特な)煙臭くて大変だから要注意とか、風邪薬おじさんは毎回『風邪薬をください』などとタダで風邪薬をねだるおじさんです…」














