地上波レギュラーに戻る可能性はゼロではないが…

ただし、こうした「地上波復帰」はあくまでCM出演の話であり、従来のようなバラエティー番組へのレギュラー復帰とは意味合いが異なる。実際、日本テレビは4日の改編説明会で、松本の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」への復帰について「今、考えていることはありません」と明言。

また、松本がMCを務めていた『クレイジージャーニー』が4月より深夜枠で継続することで、復帰も噂されたTBSは6日の改編説明会で、「今日の段階でそういった話はありません。トータルの判断をして都度都度判断していく」と説明しており、キー局側の慎重姿勢はかなり明確だ。

地上波復帰は行方は…(写真/PhotoAC)
地上波復帰は行方は…(写真/PhotoAC)

そう考えると、小沢の活動再開がそのまま松本の番組復帰を後押しする材料になるかといえば、現時点では限定的と言わざるを得ない。むしろテレビ局は、本人の活動意思や周辺環境だけでなく、スポンサー感情、視聴者の反応、コンプライアンス対応を含めた総合判断を優先している。

小沢の復帰は「時間の経過」と「本人の再出発の意思」が認められた一例ではあるが、松本についてはCMと番組出演のあいだにまだ大きなハードルが残っているのが実情だろう。

今後、松本が地上波のレギュラー番組に戻る可能性はゼロではないが、「近い将来に一気に進む局面ではない」というのが最も現実的な見方である。

ダウンタウンの二人は今年、63歳を迎えるが再び地上波で二人の姿を見る機会はあるのか。

取材・文/集英社オンライン編集部