「あなたが偽物とすり替えたのではないですか?」
すぐさまカートンナイト氏は販売先に連絡。
「『偽物ではないですか?』と問い合わせたところ『あなたが偽物とすり替えたのではないですか? 私が買ったのは本物で、送ったカードも本物なので返品は受け付けません』と返答がきました。
まるで罪をなすりつけるような返信だったので、悪徳転売の常習犯だとすぐに感じました」
これまでに自身のYouTubeで同じような被害に遭った視聴者の声を聞いていたカートンナイト氏。違法転売をなくしたいという思いから、訴えることを決意。
メルカリShopsの場合、請求すれば出品者の住所は開示されるので、それを元に裁判を起こした。だが、民事裁判ゆえ、相手から返事が来るまでにとても時間がかかったようだ。
「記載されていた住所に、顧問弁護士から質問状を送るも、それに対し返事がありませんでした。そこから現地調査を行ない、裁判所へ。裁判所から本人に手紙が送付されたのですが、それでも出頭してこないので『あなたは訴えられましたよ』という通達をしてもらい、ようやく返事が来ました。ここまでで3か月もかかっています」
相手の不誠実な対応に怒りを抱きつつも、裁判に向けての準備を進めた。その一環として、送られてきた『ゴッホピカチュウ』が偽物であるという鑑定も行なったという。
「トレーディングカード鑑定機関ARS(株式会社Arsales)に、現物と『荷物が届いてから開封するまでの動画』をお渡しして依頼しました。動画は私が偽物とすり替えていないと言う証拠としてです。現物はもちろん、映像を通して見ても、間違いなく偽物だとする10ページほどの鑑定書(報告書)を作成してもらいました。それを裁判所に提出しています」
しかし、実際の裁判になると相手の様子がおかしかったと話す。
「相手は代理人を立てず本人訴訟をしてきましたが、答弁書や準備書面はAIで作成したのであろう内容でした。
また、この一年で5回の公判に対し『忙しい』『行けないから延期してほしい』などの主張や反論があり、おそらくAI頼りで訴訟に臨んだのだと思います」













