グアムで感じた平和なひととき
—いいですね〜。
友保 そうやって海眺めてたら、遠くからべろべろに酔っぱらった暴言吐く外人がやってきて、正気に戻りました(笑)。
小林 滝も行ったよな。
友保 ああ横井さんの。(第二次世界大戦の残留日本兵)横井庄一さんが潜伏してたでおなじみの。横井さんのいた洞窟のレプリカみたいなんがあって、そこがもう遊園地になってるんですよ。
小林 チープなお化け屋敷もあってな。そこは楽しくはなかったんですけど。
友保 楽しくなかったやないよ。めっちゃくちゃおもんなかった(笑)。
小林 バギーのインストラクターさんに「いい滝がある」って言われてそこ行って、で、その人が滝の中、服で入ってって「お前らも来い!」みたいな。僕らも滝浴びながら、岩場に寝っ転がってタバコ吸うってのが一番“チル”でした。
友保 でもね、もう一人別のインストラクターで、めっちゃチョケてくるおっさんがおって。こっちは英語わからんのにボケてくるタイプのおっさんやったんです。滝でもめちゃめちゃ英語で話しかけてきて、俺が「え? 何言ってんの?」みたいな。
でも、あのとき何言ってたのか、後々聞いたら「この滝すごい心霊スポットなんよ〜」「ココめちゃめちゃ激戦地やったんよ〜!」って言ってたみたい。俺ら何も知らんと飛び込んでタバコ吸うて(笑)。
—平和な世の中でよかった(笑)。
友保 ほんまですよ。その横井さんの洞窟のレプリカ、実際横井さんはそこから2時間くらい歩いたジャングルの奥におったらしいんですけどね。仏像とかも立ってて、おごそかな感じなんですけど。
すぐ横に野外の実銃を撃てるとこがあって、ずっとピストル鳴ってて。「これ大丈夫なんか?」と。ちょっと不敬ちゃうかと思って、あんなとこで(笑)。全然おごそかじゃなかってんな、あれ。
—確かに平和の象徴であるべき場所ですね。
友保 そう、反戦を訴えてるはずやのに。めちゃめちゃバンバン撃ってて。
小林 チープお化け屋敷が一番不敬な気もするが(笑)。
取材・文/西澤千央 写真/石垣星児



















