婚活を経て見つけた座右の銘
――中川さんの婚活を漫画で読んでいて、「ここまで描くか!」という、そのウソのなさには脱帽でした。
婚活のお相手の方の容姿やプロフィールなどは配慮しているところがありますが、自分に起きた出来事や自分の行動については、なるべくウソなく描いたつもりです。
――婚活を始めた当時は48歳でしたが、ついに今年50歳を迎えました。
50歳…もう婚活じゃなくて終活がお似合いな年齢ですね。プライベートも仕事もまだ何も成し遂げていないのに…。というか、まだ何も始まっていない感覚です。何だかあまり人生が展開していない感じなんですよね。同級生は皆どんどん進んでいってるのに、自分はずっと同じ場所に立ち尽くしている感じです。
体が動くうちに、海外旅行に行かなきゃ、と思っています。あと、映画を撮ってみたいです。
――映画といえば、『全裸監督』でお馴染みの村西とおるさんの「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる」を座右の銘にしてきた中川さんですが、婚活を経て新たな座右の銘は生まれましたか。
生まれてないですよ(笑) 。何ですかその無茶振りは! あ、でも、村西監督の名言以外にも、好きな名言があります。
――ぜひ聞かせてください。
「家族は族だから」(by 哀川翔)
――……すみません。どういう意味ですか?
ネットで見かけたところによると、哀川さんは、「家族」を「族(組織、チーム)」と捉えているらしいんです。「家族をつくる」ことは「族をつくる」ということ。私はこの捉え方になんだかときめいたんです。どこかロマンを感じたというか。
・「家族」から連想する言葉
守る、維持する、不安定(お互いの心の持ちようで形が変わりそう)、現実
・「族(組織、チーム)」から連想する言葉
成長、強くする、掟・ルール、安定(掟・ルールにより、お互いの心の持ちようだけでは形が変わらない感じ)、目標、所属、一員、ロマン
うまく伝えられている気はしませんが、そんな感じです。
「組織、掟・ルール、うざい」っていう人多いと思うんですけど、私は今まで広い意味での組織(仲良しグループ、会社など)に属したことがほとんどないので、逆に憧れがあるのかもしれません。
――深いですね。ちなみに中川さんは「族」はつくれそうでしょうか?
どういう形になるかわかりませんが、つくりたいです!
取材・文/集英社オンライン編集部 撮影/井上たろう

















