離れた場所に住む親のためにもアプリを活用
「インバウンドで海外の人に出会う機会も増えているから。英語が話せたらいいよね。きっと世界が広がるよね」と、友達と盛り上がり始めた語学アプリDuolingo(デュオリンゴ)』。
これもまた、最近、私のスマホに追加された新参アプリなんですけど。
この歩みがビックリするくらい遅くてねぇ。
永遠に繰り返される「A salad, please」。
カフェでの注文からレッスンがなかなか進まず、すでに心が折れそうに。
それでも、いつの日か英語をペラペラに話せる日が来ることを夢見て、頑張って「A salad, please」を呪文のように唱えております。
そんな英語の勉強をはじめ、スマホさえあればなんでもできてしまう、本当に便利な時代になりましたよね。
足を骨折したときはタクシー配車アプリ『GO』のお世話になりましたし。
近所のクリーニング店が閉店してしまってからは宅配クリーニングアプリを導入。
洋服から毛布まで袋に詰めるだけで、さらには、24時間いつでも対応してくれるっていう便利さには驚くばかりでした。
『Amazon(アマゾン)』のアプリも相変わらず大活躍してくれていてね。
最近の注文履歴に並んでいるのは、愛犬のパコ美と実家の保護犬ふうちゃんのドッグフードやペットシーツ、私が使う体重計、ノブコブの吉村君に勧められて飲み始めたすっぽんエキスのサプリメント……。
翌日配達の迅速な対応が私と犬の健康を支えてくれております。
離れた場所に住む老いた親のためにも、様々なアプリが活躍してくれていてね。
一人暮らしの母が「足が痛くて『イオン』に買い物に行けない」って言い出したときは『三ツ星ファーム』のアプリをダウンロード。
冷凍食品を配送してくれる宅配サービスなんですけど、高齢者も食べやすい健康的で美味しいメニューが揃っているんですよ。
だがしかし、それを受け取った母親からは「必要ない」という連絡が。
同封されていた料金明細を見てしまったんでしょうね。
一食あたり800円くらいなんだけど、送料を入れると1000円近くになり、「私には贅沢だ。食材は『イオン』で買えるからいらない」と言い出して。
なんなら「もったいない、こんなことにお金を使うな」と怒り気味で。
「おまえが『イオン』に行けないって言うから送ったんだろう‼︎」という言葉をグッと飲み込みつつ、「私はお母さんから“ありがとう”と言われたかっただけなのに」と心の中でそっと呟く、切なさとイラ立ちが募るばかりの“親子会話あるある”。
ちなみに、すでに宅配は打ち切りましたが、例に漏れずアプリはいまだ健在。
本当に必要になったときにまた活躍してもらおうと思っています。
あ、ちなみに最近読んだ本は村田沙耶香さんの『信仰』でした。
イヤなことがあったときは本の世界に没入。
私はそこに集中することで現実逃避をはかることがあるんだけど。
それもまた、本屋に行かなくても読みたいときに読めちゃうからすごいよねぇ。
アプリって便利だよねぇ。
で、また周りから勧められるままにダウンロード。
スマホ画面に増えていくアイコンのせいで、使いたいときに使いたいアプリが見つからない問題はどんどん悪化。
今日もまた、老眼気味の目を皿にしながらスマホ画面をスワイプし続ける私なのです。
聞き手・構成/石井美輪 題字・イラスト/中村桃子 撮影/露木聡子













