『水曜日のダウンタウン』がまた問題作を放送!
この一週間、テレビ番組をめぐる「炎上」が相次いだ。炎上自体は日常茶飯事ではあるが、この週は特にその火が強かったように思える。
まずは、1月21日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。放送直前まで内容が伏せられ、「また水ダウが何かやるぞ」とSNSがざわつく中、番組が選んだのはまさかの生放送。題して『【緊急生放送】きしたかの高野10m高飛び込みリベンジ』。
昨年の企画で、10メートルから一度も飛び込めなかったお笑いコンビ・きしたかのの高野正成が、生放送なら飛べるはずだとして再挑戦させられる。しかも本人には事前告知なし。完全なぶっつけ本番だった。
結果は、1時間の放送尺すべてを「飛べずに躊躇する高野」を映し続けて終了。さらに衝撃だったのは、失敗を理由に「次週も同じことを生放送でやる」と告知されたことだ。狂気的とも言える構成に、SNSでは批判が噴出した。
「時間の無駄ですね 何が面白いねん」
「は?来週もやるん? 来週は見ないかな、時間の無駄すぎる」
「マジでつまらんかった。これもう一回やるの?誰が求めてるの?もうえて」
ただし、この炎上は単なる失敗とは言えない。『水曜日のダウンタウン』のこの手の奇抜なアイデアは、テレビ番組の可能性を押し広げる試みとして、一定の支持を集めてきた。
昨年には「清春の新曲、歌詞をすべて書き起こせるまで脱出できない生活」を、2週連続でほぼ同内容のままプライム帯で堂々と放送し、その理由を「予算が底をついたため」と説明するという前代未聞の回もあった。
もしかすると今回の生放送も、その延長線上にあり、予算を理由に何週にもわたって『高野10m高飛び込みリベンジ』をやり続けるのかもしれない……。そう考えると怖さもあるが、同時にどこまでやるのかを見届けたくなる気持ちも芽生えてしまう。
賛否はあるが、同番組はリスクを承知のうえで、新しい表現や構造を試みる“実験場”であり続けている。その意味で、『水ダウ』の炎上は、テレビが進化する過程で避けられない痛みとも言える。


















