教団イベントに安倍氏がメッセージ出演した舞台裏
徳野氏は萩生田氏について、
〈われわれと安倍首相との面談を一貫して取り持ってくれた〉(20年9月11日)
と紹介。常に連絡を取れる関係にあると強い結びつきをアピールしていた。
目に見える最も大きな成果は、安倍氏が首相退任後の21年9月12日、UPFが主催したオンラインイベントに米大統領トランプ氏(当時は1期目を終え落選)とともに録画でリモート登壇したことだ。
安倍氏は、
〈朝鮮半島の平和的統⼀に向けて努⼒されてきた韓鶴⼦総裁に敬意を表します〉
と演説している。
日米の大物を登場させたイベントの翌日、梶栗氏は安倍氏の出演を取りつけた手柄を報告。そこにも萩生田氏がキーパーソンとして登場する。
〈6月11日に安倍(前)首相と会食した際、トランプ大統領が(教団イベントで)演説する際には首相も演説しなければなりませんね、と安倍首相の目を見て話すと、首相も嫌ではない様子で、ではそうしなきゃいけないですねと答えました。
私は安倍首相の側近の萩生田文科大臣と会い相談しました。トランプが演説することになった事実と出演依頼を安倍首相に伝えてほしいとお願いしました。8月24日の夜、萩生田大臣から連絡があり、安倍首相が「トランプが決まったなら私も一緒に出演して総裁を助けて大会を盛り上げる役割を果たさなければならないね」と話したと伝えられました。
9月5日午後に、7日夕方に私どもの事務所に(安倍氏が)来て(演説を)撮影をするという連絡が入り、その言葉通りにことがうまくいったのです〉
徳野氏は萩生田氏の果たした役割について、
〈安倍前首相のスピーチ実現に決定的な貢献をした〉(21年10月3日)
と絶賛した。
だが、安倍氏がこのイベントに出たことが本人と教団の運命を暗転させる。













