「共産党との関係はどうなるんだ」
すでに永田町では、前回の選挙結果をもとに、公明票が自民候補から離れ、立憲など野党系候補にのった場合のシミュレーションも出回っているが、それによると、
①比例区で公明党に投票された票が自民候補から離れ、野党系候補にのった場合、自民が前回小選挙区で勝利した132選挙区のうち、6割超にあたる80選挙区以上で野党系候補が逆転
②出口調査を加味して算出した、強固な公明票が自民候補から離れ、野党系候補にのった場合、132選挙区のうち、約4割にあたる50選挙区以上で野党系候補が逆転
と想定されている。
ただ両党にとって、ことはそう単純には進まなさそうだ。
「共産党との関係はどうなるんだ。共産党の集会に行く予定があるのに、どんな顔をして行けばいいんだ」
立憲と公明が新党結成を視野に入れているとの報道があった14日夜、立憲東京都連所属の現職議員は頭を抱えた。
東京は、立憲のなかでもとくに共産との関係が強く、衆院選でも一部の選挙区では共産候補を立てずに立憲候補を応援してもらうなど「共産頼み」の状況にあった。
しかし、立憲が公明と新党を結成した場合、共産の姿勢も変わる可能性がある。
「最近は立憲の野田代表が『安保法制を直ちに廃止しなければいけないということではない』と発言し、共産の田村智子委員長が『看過できない』と批判するなど、両党の関係にひびが入りつつありました。
そこにきて、共産とは支持層が重なることなどから歴史的にも激しく対立してきた公明が立憲と新党を作るとなれば、共産がこれまでのように立憲候補を支援せず、独自候補を立ててくる可能性も出てきます」(全国紙政治部記者)













