「同業者として恐怖すら感じます」現役教師の怒り 

現役教師の手元には、市教委の会見後の12月26日に配布された「児童生徒性暴力の防止対策の再徹底について」と記されているレジュメがある。

「徹底ではなく、再徹底とタイトルが書かれていることを重く受け止めます。子どもたちが安心安全に教育を受けられる場が学校なのに、その安心安全を教育者側が侵害することに怒りと共に同業者として恐怖すら感じます。まじめに仕事に取り組む私たちの志さえ侵害される。どうか今後はこんなことが起きないように願いたいです」

12月26日に配布された「児童生徒性暴力の防止対策の再徹底について」のレジュメ
12月26日に配布された「児童生徒性暴力の防止対策の再徹底について」のレジュメ

まさにまじめな教育者としての心の叫びである。しかしこの事件以降も、教育現場以外の全国各地で盗撮事件は起きている。社会部記者は言う。

「1月7日には滋賀県警の県警本部の30代の一般職員が派遣風俗店の女性を盗撮したとして、県警は懲戒処分を出し、後に退職したことを発表しました。同日に静岡県のビル内で女性用トイレに盗撮目的で侵入した男性が現行犯逮捕、8日には鹿児島県で女子児童のスカートの中を盗撮した男が逮捕されました。ここまで続くと再発防止のためにも対策は必要だと思います」

名古屋市役所(撮影/集英社オンライン)
名古屋市役所(撮影/集英社オンライン)
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盗撮という犯罪行為、これ以上の拡大を防ぐことはできないのだろうか。

取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班