「肩甲骨まわりが眠っている人」が増えている

逆に言えば、筋肉につながっている「浮いた骨」なので、周りの筋肉の起始・停止をほぐすことで、肩甲骨は格段に動きやすくなる。

そうなれば、肩こりを感じなくなるのはもちろん、四十肩、五十肩で上がらなかった肩が再びスイスイ上がるようにもなる。

肩甲骨まわりを緩め、その可動域を広げていくことには、さまざまなメリットがあるのだ。

【肩甲骨がスムーズになることで起きるメリット】

◎ 肩こり、首こりが改善、解消する
◎ 頭痛が改善、解消する
◎ 五十肩や四十肩の予防になる
◎ 身体が動きやすくなる
◎ 身体が疲れにくくなる
◎ 呼吸の質が上がる
◎ 姿勢がよくなる

じつは現代人の日常生活では、たいていの作業が肩甲骨をそこまで動かす必要がない。

たとえば食事をしたり、デスクワークをしたり、スマホを操作したり。

写真はイメージです 写真/Shutterstock
写真はイメージです 写真/Shutterstock

このような作業は、むしろ肩甲骨を固定させて動かさないほうが、小手先の自由度を確保できて上手に行える。

だからこそ、肩甲骨まわりがかたまって、「肩甲骨まわりが眠っている人」が増えてきている。

「ちょっと肩が重いな」くらいで済むうちはまだいいが、肩こりが重症化すると、頭痛、倦怠感、耐えられない痛みなどの自覚症状さえ出てくる。

そのような事態には、絶対に陥ってほしくない。

次から「肩甲骨をほぐすトリートメント」を紹介するので、デスクワークなどの隙間時間にぜひ試してほしい。