遺体の一部は白井被告の家族のジャンパーにくるまれて見つかりました
県警の検証報告書には、彩咲陽さんから警察への昨年12月中の連絡については、川崎臨港警察署の代表電話に掛けた9回のことしか書かれていない。集英社オンラインがこの携帯番号にかけると「電波の届かない場所にあるか電源が入っていないためかかりません」とのメッセージが流れ通じない状態になっている。
検証だけでなく捜査もとうてい終わったとは言えない状況だ。
「白井被告は彩咲陽さんが失踪した昨年12月20日に殺害したと認めましたが、他は黙秘していると報じられています。殺害したという時期に『殺してしまった』というメッセージを知人に送っていることを県警がつかんだとの情報があり、これで殺害だけは認めた可能性があります。
焼かれた遺体の一部は白井被告の家族のジャンパーにくるまれて自宅の床下から見つかりましたが、この家族が知っていたのかどうかも含め、殺害や遺体損壊の場所や方法は何もわかっていません」(関係者)
その結果、彩咲陽さんの遺体は見つかっていない部分も多い。白井被告の供述通りなら今月20日が彩咲陽さんの命日になる。
一周忌を前に幸子さんは「早く体の全部が見つかってほしい。そして、ずさんな対応をした川崎臨港署の警察官を私は一生許さない」と怒りを込めて語った。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班














