「クイズ!ヘキサゴン」に台本はあった?
――ヘキサゴンチームの一員として、27時間テレビのマラソン企画をアクシデントで棄権した際、号泣して芸能界引退を決意するも翻意されました。
misono(以下、同)それ以前から家族、avex、ヘキサゴンファミリー、ロンドンハーツのメンバーなどには、何度も「辞めたいです」という相談はしていて。でも、つらい時期を乗り越えられたのは、いつも周りの人の支えがあったからです。
この時、踏みとどまれたの理由も姉が「私のMVに出ない?」って直接お仕事をくれたんです。そのMVを見ると、心労で今までで一番痩せてしまっているけど、久しぶりに外に出て人に出会えたので、本当に救われました。
それでもまだ、「これで終わりにしよう」という思いは消えなくて、ヘキサゴンの収録に行ったとき、この日こそ収録後に「抜けさせて下さい」と直談判しようと思っていたんです。
その日は一般の方と一緒にクイズをする企画だったんですが、たまたま島田紳助さんが『今日は誰に会いにきた?』と声をかけた男の子が、『歌が上手いんでmisonoさんです!』と言ってくれて。
それを聞いて紳助さんと二人で号泣してしまって、「まだ芸能界を続けろってことなんかな」と思い直しました。
――『ヘキサゴン』では、おバカキャラとしても人気者でしたね。台本があったのでは?とよく言われていましたが…。
マジで台本なんてないんです! 自分は中卒だったからクイズも本当に間違えてて。なんなら収録が長くなってしまうから早く正解して終わらせたいって焦ってたし。それに視聴の皆さんにはmisonoが成長していく姿も見せたかった。
私は嘘をつくのが下手だから全て顔と態度に出てしまうし、ヤラセだったらもっとわざとらしくなっていたと思います。
――2014年にはアルバム『家-ウチ-』が話題になりました。「1万枚売れなければCD発売終了」という大胆な宣言でしたね。
このCDの発売とは別の話になるんですが、バラエティ番組で『30歳になったらどうするんですか?』というアンケートがあって、『芸能界に長くいれるだなんて思ってもいなかったし、30歳までと決めてたから、やめても後悔ない』と答えたんです。
スタジオでいじられながら『やめてどうするん?』と笑いに変えてくださってたんだけど、当時はお金もなかったので『まずは夜の仕事でお金を貯めるところから』的な感じで返したら、次の日に『misono、30歳で芸能界引退!』ってニュースになってしまって。
その記事を目にした人から連絡がきまくって、マネージャーさんの電話もなりっぱなしでした。
そのタイミングでアルバムが出たから炎上して『引退するする詐欺じゃないか』と叩かれました。『ラストの作品になるかもしれないから購入して下さい』とか『misonoに歌い続けて欲しいんだったら大量に買って下さい』とアピールしているように捉えられてしまったんです。
また、ファンの方にも『1万枚売れなかったらmisonoがいなくなるかもしれない』と、サイン会や握手会でも号泣させてしまって、心苦しかったですね。













