株が5年で10倍以上! 息子の初投資で学べたこと
息子が中学生になったとき、私はこう聞いてみました。
「最初に買う株、どれにする?」
迷いなく彼が選んだのが、NVIDIA(エヌビディア)というアメリカの半導体メーカーでした。当時の私は「どこかで聞いたことあるような……?」程度で、正直ピンときていませんでした。でも息子にとっては、ゲームをするたびにお世話になっている超身近な会社だったのです。
というのも、NVIDIAはゲーマー御用達の高性能グラフィックボードを手がける企業。息子のようにPCゲームに夢中なティーンにとっては、もはや「推し企業」と言っても過言ではない存在でした。
「好きなものから選ぶって、すごくいいな」と思い、私は何も口出しせず、彼の判断を尊重し、未成年証券口座で買ってみました。
すると数年後――。
世界がAIの時代へ突入し、ChatGPTの登場をきっかけにNVIDIAはAI開発の“心臓”と呼ばれるようになります。結果、株価は過去5年で10倍以上に。2024年には、ついに世界時価総額ランキングでAppleやMicrosoftと並ぶレベルにまで成長しました。
NVIDIAのような急成長株はレアですが、韓国コスメの事例を見てもわかるように、子どもたちの感性は侮れないものです。
だからこそ、子どもが「これスゴい!」「今すごく流行ってるんだよ」と目を輝かせて話し出したときは、それが株価変動のヒントかもしれないと考えてみてください。親子で「その商品やサービスをつくっている会社ってどこ?」「株価どうなってる?」と調べてみるだけでも、大人では思いつかない発見につながる可能性があります。
もし企業名がすぐに出てこなかったり、何を選べばいいかわからなかったりするときは、子どもの日常からヒントを探すのが正解です。
たとえば、ゲームが大好きなら任天堂やソニー、スマホやタブレットに強い関心があるならAppleやMicrosoft、スニーカーにこだわりがあるならNIKE、車に目がないならトヨタ、Tesla、といったふうに、普段の「好き」や「使っているもの」に関連する会社を調べてみましょう。
ポイントは、「誰かが勧めたから」ではなく、子ども自身が“興味”や“ワクワク”を感じる企業を選ぶこと。好きだからこそ、自分ごととして応援できるし、ニュースにも敏感になれる。そうやって自然と“株の世界”に入っていけるのです。













