一番好きなバンドがLUNA SEAだった
――SNSでLUNA SEAの話題を出していますよね。かなりコアなファンだと見受けられますが、最初に知ったのはいつ頃ですか?
もう中学生 『ROSIER』が出た頃ですね。友達のタケくんの家に遊びに行ったら、「すごい曲があるよ」って言われて。当時は確か小6で、CDを見たときの感想は「ジャケットが怖い」(笑)。
「絶対に怖い曲じゃん!」って思って、最初は聴いてみてもなかなか理解できなかったんです。でも、そのあとにリリースされた『MOTHER』というシングルを聴いて、優しいバラードに心をつかまれました。
――激しさと優しさ、壮大な世界観があるのがLUNA SEAですよね。
もう中学生 そうなんです。X JAPANの『Tears』を聴いたときも同じで、「あ、激しいだけじゃないんだ」と思って。LUNA SEAもそうで、曲の緩急に惹かれて、曲をどんどん聴いていきました。『DESIRE』『END OF SORROW』『IN SILENCE』とリリースされていく新曲を聴きながら、前に発売されていた『EDEN』や『IMAGE』というアルバムなどを遡って聴いたりして、これまで味わったことのない衝撃を受けました。
高校の頃にはもう、いちばん好きなバンドでしたね。X JAPAN、UNICORNも好きでしたが、やっぱりLUNA SEAがナンバーワンだったと思います。
――どんなところに惹かれました?
もう中学生 個々の活動にも惹かれました。ちょうど僕が好きになった2、3年後くらいに活動休止してソロ活動をはじめたのですが、全員の活動を追いました。それぞれのメンバーのソロアルバムも聞いて、それぞれの音がすごくかっこよかった。ギターのINORANさんのアルバム『想』、好きでしたね。真矢さんのドラム映像とかも見たり。
――そこまで個人の活動をちゃんと追っているのは、ファンの中でもなかなか珍しいほうですね。
もう中学生 あ、あと僕が一番好きなアルバムは(2000年の)終幕前の最後のアルバム『LUNACY』なんですよね。全部で60分弱くらいなのですが、あれを通して聴くのが本当に好きで、最後の『Crazy About You』を聴くと、本当に想いがこみあげてきます。今もLUNA SEAを聴くと、当時の学生時代の風景が浮かび上がってくるというか。













