女性アテンド報道後、松本人志に「ネットに活躍の場を移しませんか?」と提言
──2024年1月にダウンタウン・松本人志さんの週刊誌報道に関連して「女性をアテンドしていた」という記事が出ました。どのような影響をもたらしましたか。
ラジオの大口スポンサーが降りてから、雪崩をうって仕事がなくなりました。実はアメリカ挑戦について本を書いてほしいという依頼もあったりしたのですが、担当者からの連絡も途絶え、最終的に仕事はゼロになりました。
ただ日本で芸人を続けていたら番組関係者や吉本にも迷惑をおかけしていたと思うので、実はそこに関してはアメリカにいてよかったかもなと思いました。ただあの時期は本当にきつかった。
僕はメンタル強いんですけど、家族や子どもへの影響、ここまで頑張ってくれたユリサのことを考えると、そのときばかりはほんまに病みかけました。
──きつい期間はどのように過ごしていたんですか?
そうですね。当時は松本さんとほぼ毎日電話してました(笑)。日本の夜中の時間帯、アメリカでいえば早朝に、松本さんとよくお話しさせていただいてました。
──何を話されてたんですか?
まあ、松本さんも外出もできへん状況やったので、たまるものもあったでしょうし。ほんまにいろんな話をして、ネットで何かしませんか?とかいろいろ話をしていました。
──!? ダウンタウンチャンネルはたむらさんのアイデアなんですか?
かなり初期の段階で提案していただけなので、僕のアイディアということではありません。
ただ僕は日本のテレビのビジネスモデルは少し遅れてると思っているんですね。アメリカでは観たい番組にお金を払って観るのが主流。だからこそMLBでは大谷翔平選手のような天文学的な年棒が成り立ちます。
U-NEXTがサッカーのプレミアリーグを中継していたり、最近だとNetflixがWBCを中継することを発表したり、日本でもスポーツ中継にお金を払うことが一般的になりつつありますが、お笑いもいずれそうなると思うんです。
で、お笑いのプラットフォームを本気でつくれるのは、日本ではダウンタウンさんしかないなと。だから、「松本さん、もうそっち行きませんか?」って提案していたんです。
──当時、松本さんはなんと?
松本さんは「いいとは思うけど、今はテレビに戻らないと」と。
そこは僕もわかる。
「もちろんそこも探りながらいきましょう。ただ、この道は絶対あるから」と伝えていました。まさか、こんなに道のりが長くなるとは思ってなかったですが。
──まもなくローンチとと報道されていますが、どんな番組をやられるかなどもお話しされていたんですか?
『松本家の休日』も、またできたらいいなとは言ってました。僕がアメリカにいるので難しいかな? でも特番みたいな感じで年に4回くらい松本家の夏休み、冬休みとかできたら最高ですね。そこに宮迫さんも出られるといいなと思ってます。