7月中旬に斎藤知事を数時間にわたって事情聴取
竹内氏の妻は立花氏について「これまで弱い立場にある人を攻撃する威圧的な行動で恐怖心を抱かせて、精神を追い込んで人の尊厳を奪うっていう、そのことはきちんと責任が問われるべきだと思います」と決然と言い切る。
「根拠もなく人を貶める話が喧伝され、ものすごく今まで長い時間かけて築き上げられてきたものが全部ひっくり返されるみたいな時間だった」。
そう竹内氏の妻が振り返った知事選で再選された斎藤知事は、公職選挙法が買収行為として禁じるインターネットを使った選挙広告への対価支払いを行なった容疑で捜査を受けている。
記者会見があった8日、神戸地検がこれに絡み7月中旬に斎藤知事を数時間にわたって事情聴取していたと読売新聞が報じた。
兵庫県庁に登庁してきた斎藤知事は、それは事実かとたずねる記者らに「捜査に関するコメントは控えたい。捜査協力は求められればしっかり対応する。公選法には適切に適当に対応していたという認識でいます」と繰り返した。
ゆがんだ情報があふれだし、人を死に追いやった知事選はいまだなにも清算されていない。
※「集英社オンライン」では、今回の記事に関するご意見や情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班