「るるたんになりたい」は無理
──有名になったことで「るるたんみたいになりたい」、もっといえば「るるたんに憧れて風俗を始めました」という子が出てくると思います。そこはどう考えていますか。
るるたん(以下同) “稼げる”と発言したことでの責任はあると思っています。なので私はまだ風俗をやっていない子に対しては「絶対やるな」というポジションをとっています。風俗をやっている子で顔出しを迷っている子に対しても同じく「絶対やるな」と言います。
例えば顔出しを考えている子が今より月収100万円を上げたくて迷っているなら「やるべきは顔出しじゃなく、接客を変えることじゃない? 月200万円だったら、顔出ししないでいける」とアドバイスします。
「るるたんになりたい」は時代が違うので無理です。それこそ私の後に目立った風俗インフルエンサーはほぼ出てきていない気がして。今はXもすぐBANされるし、TikTokも風俗嬢やキャバ嬢のアカウントが乱立して目立つのも難しいです。
──経済的には大きな成功を手に入れました。次の目標はすでに設定されているんですか。
次の目標は女の子の雇用を生むことです。私がカラコンや化粧品をプロデュースしても今は売れない自信があるんですが、下着であれば売ってみたいなと思っているんです。私自身もスタイルに悩んできたので、今ODMで試作品を作っていて。うまくいきそうであれば大きく投資しようかなと思っています。
下着の発送業務も内製でやれば、小さいですが雇用を生み出せる。納税以外でできるせめてもの社会的貢献だなと思っています。
私自身は「アダルトに権利を!」とは思っていないし、風俗を一生懸命やっているので誇りもあるんですけれど、あまり人には勧めたくない。「60分20万円」と風俗で最高レベルの額までいった自分が、次にできることは雇用を生むことかと思い、すでにそこへ向かって今年は動きました。













