ポジティブに見えて「酒うつにはしょっちゅうなります」
――荒川さんから見た、ギャルの魅力っていったい何なんでしょう?
一概にポジティブなわけじゃなくて、泣くときは泣くし全力で素直なところ。全部さらけ出して突っ走ってるってよくないですか?
――う~ん、ちょっとわかりませんが……(苦笑)。
浜崎あゆみさんの曲だって、自分の恋愛について楽しいことばかりじゃなくてつらい部分も赤裸々に歌ってて、それが世のギャルたちに刺さったんです。
だから私も嘘偽りなく生きたい!
――どこまでもポジティブに見える荒川さんですが、ネガティブな一面もあるんですか?
めっちゃありますよ! 私お酒が大好きですけど、しょっちゅう記憶を飛ばして酒うつになりますから。
――それも意外です。
舞台と違って、先輩芸人と飲むときは礼儀として「ウェーイ♪」っていう地元のギャルモードは絶対出さんて決めてるんです。でも飲み過ぎるとついつい出てしまい……。
この前芸人仲間で沖縄へ行ったときも、「紅しょうが」の稲田(美紀)さんにパリピモードで絡んじゃってたらしくて、「あんたってホンマにギャルやったんやな」と……。そのときは「あかんわ、もう消えてやろうかな」ってなりました。
――稲田さんは気にしてないと思いますけど、荒川さんは礼儀に関しては体育会系並に気をつかってるんですね。
小中学生で空手をやってたり、親が厳しかったりしたのもあるかも! その反動でギャルになった、みたいな。
――ちなみに、芸能界のギャルって「みちょぱ」とか「ゆうちゃみ」みたいな名前が多いなかで、どうしてストレートに「荒川」なんですか?
「荒川」って名前はギャルからしたら逆にトガってるんですよ。
きゃりーぱみゅぱみゅさんだって世間的には変わってるけど、ギャル的にはフツー。私は軸足がギャルなので、ギャルの中で逆を行きたいって思ったのかも。
ホントは「マミークリスマス」って芸名にしたかったんですけどね。
――それはなぜ?
お母さんとクリスマスが好きだから。でも画数が終わってるらしいからやめました。「荒川」の画数がいいかは知らんけど(笑)。