2025年6月に、集英社オンラインで反響が大きかった人気記事ベスト5をお送りする。
第1位は、学校内などで児童の下着姿等を盗撮し、それをグループで共有していた変態教師たちが逮捕された事件。そのおぞましい犯行に、緊急で開かれた保護者会では怒りとやるせなさのあまり泣き出す親もいた。
第2位は小泉農水相が決めた備蓄米放出の効果を知るべく現場のスーパーなどを取材した記事、第3位は映画館のフード売り場の混雑問題についてTOHOシネマズに直撃取材した記事、第4位は女性の頭蓋骨が部屋から見つかった事件の容疑者の素顔に迫る記事、そして第5位は戦時下を駆け抜けるヒロインを描いた朝ドラベスト3の記事だ。
第1~5位のランキングは以下の通り。
1位
「許せない!」給食に体液を混入したメンバーもいた変態教師グループに親は激怒、保護者説明会では涙も…所属小学校ナンバー3の主犯は「学校だより」をつくっていた過去
2位
ズラリと大手スーパーの棚に並び出したブランド米「一番残っているのは前大臣時代に放出された備蓄米」随意契約できない街の米屋は「新米の収穫時期まで米屋を続けられるかわからねえ」
3位
「おかわりなんだろうけど、正直すごく迷惑」映画館の“ドリンクバー”導入…ポップコーン30分待ち、フード売り場の混雑を打開した新システムに浮上する新たな問題
4位
〈埼玉・“頭蓋骨標本”を収集〉「爽やかだったのに…」兄がバイク事故で死亡、新興宗教にハマった母、自室に“つっかえ棒”で両親とは溝…逮捕された無職男(31)が変貌するまで
5位
〈『あんぱん』だけじゃない〉戦争を描いた朝ドラBEST3…1位はNHKアナも言葉を詰まらせて号泣した伝説回
↓以下記事本編
映画館での“行列”に、ユーザーの限界が近づいているようだ。先日、TOHOシネマズのフード売り場が大混雑している様子がSNSで話題になると、日ごろからたまっていた不満が一気に噴出。しかしそんな中、各劇場の現場ではすでに「売り場の改革」が静かに始まっている。
ポップコーン売り場で「40分待ち」と言われた人も…
〈TOHOシネマズさんさぁ…もうポップコーン売り場が破綻してるって。注文してから作るんじゃなくて袋詰めにしてジュースと一緒に平場で売り捌いてくれない?そうしてる映画館もあるよね?飲食物持ち込み禁止なのにこりゃないよ〉
Xにこう投稿されたのは、TOHOシネマズでフード売り場の前に人がびっしりと詰めかけている写真だった。ポップコーンやドリンクを買い求める人々の列が長く続き、売り場周辺は大混雑。まさに“超満員”といった様相だ。
映画のお供として親しまれてきたポップコーン。TOHOシネマズの多くの劇場では、注文を受けてからスタッフが箱に詰めている。味によってはバターフレーバーオイルをかけるなど、ひと手間かかることもある。
基本的には、レジで注文・会計・調理・提供までを同一スタッフが担う。こうした丁寧なサービスは顧客満足度を高める一方で、現在の増え続ける映画需要のなかでは、オペレーションの限界が指摘されている。
実際、混雑する劇場では、ポップコーンを買うまでに15分以上かかることも珍しくない。しかも、フレーバーのバリエーションは増加傾向で、TOHOシネマズでは現在8種類以上を用意(一部店舗を除く)。
さらに、ホットドッグ(6種)、スナックじゃが(ポテトフライ)、ポップチキン(フライドチキン)、チュリトス、アイスクレープ、フローズンドリンクなども並び、売り場の業務はますます複雑化している。
当SNSでは今回の混雑の話題に対し、ユーザーからこんな声が寄せられている。
〈GWはコナンとマイクラなど人気作品が集中して特に行列がひどかった。最後尾で40分待ちと言われてさすがに諦めたな〉
〈あのさー、とりあえず飲み物だけの人は列を分けてよ。コーヒー1杯買うためになんでこんな並ばなきゃいかんの?って毎回ゲンナリする〉
〈マジで効率化をしてくれ! 映画館に30分前に着いてポップコーン買うのに並んで席に着くのは予告編の最中とかざらにあるから〉
〈ホットドッグ好きだけど、混んでると遅延の要因になるんじゃないかと躊躇して、ポップコーンだけにしちゃうんだよね。こう思っているのは俺だけじゃないと思う〉