「お客さんらが実際に頼んだ数量を計算した正規料金なんですけど」
都内某所に店を構えるバーのオーナーは、別のぼったくりグループからSNSを通じて、「店を間借りさせてほしい」と言われたという。
「今年の1月にインスタグラムで、『50万円以上を払うから1カ月だけ店を、月から土曜まで19時から24時まで貸してほしい』と言われました。ウチはもともと深夜営業がメインなのでその時間帯を言われた金額で貸すだけで助かりますし、すぐに許可した。ただ、ぼったくりに使われてることが明らかになり、すぐ間借りをやめてもらった」
前出のKグループで活動していたという男性は言う。
「もともとKは歌舞伎町の30人くらいで構成された大きなグループの一員だった。数年前に“そろそろサムいから(逮捕の恐れがあるなどの意)やめよう”と実質解散したが、Kらを筆頭に再び活動し始めた。
通常ATMから金が下ろせなかったら、帰らすケースもあるが、Kはそうじゃない。クレカでキャッシングさせたお金を奪う。それだけじゃなく、歌舞伎町で深夜までやってる質屋で商品をクレカで買わせて、その商品をその場で売らせ、その現金を奪うという、えげつないやり方をしてた」
アプリで出会った女性の「行きたいところがある」とか「行きつけのバーに行こう」などの言葉には用心する必要がありそうだ。
※「集英社オンライン」では、今回の記事についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X(旧Twitter)
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班