「共演してすぐに好きになった」
――結婚おめでとうございます! “初体験”のお相手との結婚ということで、かなり異色なカップルですね。
志戸哲也(以下、志戸) そうですか? 最初は僕が個人でやってたAVメーカーに彼女が応募してきたんですよ。台本一切なしのガチ素人系のやつ。あれが何年前だっけ?
加美杏奈(以下、加美) 私が22歳のころだから7年前かな。
――なぜ応募を?
加美 当時、レディースゴルフウェアブランドの広報をやっていて結婚間近の彼氏もいたんです。
でも、当時40歳手前の彼氏とはセックスレスだし、私の人生このままでいいのかなと思っていたときに見たのが彼の作品でした。
第一印象は「こんなカッコイイ人とできるんだ」と(笑)。それから彼のいろんな作品を見てみたら、どれも女の人が気持ちよさそうだしエロかったんで、私もそんな風になってみたい、撮られてみたいって興味からですね。
志戸 でも僕はその頃、AVの撮影にも女の子の撮影にも飽きてて「今度撮りましょうね」と返したきり放置してたんですよ。それでもこいつは何度も送ってくる。
加美 2~3か月おきに「まだですか?」って催促して(笑)。
――そして念願の撮影に至ったと。
加美 めっちゃ緊張したんですけど、1回撮ってもう好きになっちゃって(笑)。すぐに「また会いたい!」ってアタックしました。
志戸 彼氏いるのにとんでもないですよ。だから彼女のことは一生信用しないです(笑)。
加美 ちょっと!(笑)
志戸 で、その作品がめちゃくちゃ売れたんで、僕が彼女を大手メーカーさんに紹介してプロ契約。すぐに売れっ子になったんです。
――いつ交際がスタートしたんですか?
志戸 当時、僕は別の単体女優の子と同棲してたんだけど、「ナンバー2でいいから付き合ってください」ってグイグイきておもろいなって思うじゃないですか。そんでコロナ禍でその子と別れたので繰り上がってナンバー1になったと。
加美 粘り勝ちですね(笑)。