二日酔いとは? お酒を飲む前・中・後の二日酔い対策10選
新人歓迎会やお花見など、春の宴会シーズン到来。宴会といえばお酒だが、調子にのって飲み過ぎると翌日に待っているのが苦しい「二日酔い」。
頭痛、吐き気、倦怠感‥‥人によって症状はさまざまだが、生活の質を下げるはこのうえないもの。
「どうして昨日、2軒目で終わりにできなかったんだろう…」
「焼酎と日本酒をチャンポンしたのがよくなかったのかな…」
そんな後悔をしないために、まずは飲む前、できれば飲みながら、そしてもちろん飲んだ後にもできる対策を紹介しましょう。
「酒は飲んでも飲まれるな」をお忘れなく!
「二日酔い」の症状は時間と共に徐々に改善していきますが、時には丸1日以上つらい状態が続くこともあります。二日酔いになるかどうかには体質やその日の体調も影響しますが、大きな原因はアルコールの量、つまりお酒の飲み過ぎです。
「不純物が多いお酒は二日酔いになる」というのは粗悪なお酒が流通していた昔の話で、お酒の種類は関係ありません。
アルコールをたくさん摂取すると、頭痛や吐き気などの原因となるアセトアルデヒドが大量に発生し、肝臓での処理が追い付かなくなって二日酔いを引き起こします。
肝臓のアルコール処理能力は人それぞれですが、年齢を重ねると肝臓の機能も衰えるため、二日酔いになりやすくなります。
頭痛と胃もたれの原因は違う
二日酔いの症状は様々で、頭痛、胃もたれ、吐き気、胸焼け、眠気、口の渇きなどが多く、その他にも光や音に対する過敏症、血圧上昇が起こることがあります。
実は、頭痛と、胃もたれや吐き気は原因が異なります。頭痛はアルコールの利尿作用により体が脱水状態になって生じ、胃もたれや吐き気はアルコールによって胃などの粘膜がダメージを受けることで起こります。
症状は自然と解消されていきますが、時には24時間以上続いてしまう場合も。二日酔いに苦しまないためにも、飲む前、飲んでいる間、飲んだ後のそれぞれのシーンで適切な対策をとるようにしましょう。