「ここに住んでるの?マジですか?ヤバくないですか?」
岩崎さん夫婦は二人暮らしで、真容疑者は事件当時、現場からJRで二駅離れた新興住宅街で一人暮らしをしていたとみられる。しかし近所の住民は、滋賀県警が公開した顔写真をみても、思い当たるという人は少ない。
60代の女性は「この人、この近所に住んでるんですか?だってまだ捕まっていないんでしょ?じゃあ戻ってくるかもしれないから怖いですね。うちは娘の帰宅が夜遅いので心配です。早く捕まえてもらわないと」と驚いた表情だった。
40代の男性も「事件は知ってますよ。指名手配されたっていうこの顔もテレビで見ましたね。え、ここに住んでるの? マジですか? ヤバくないですか? 家族に言っておかないと…」と、急に心配になった様子だった。
「殺害された安三さんは温厚な性格で周囲とのトラブルはなかったと親族の一人は話しています。でも、以前一緒に住んでいた真容疑者との間では何かあつれきがあったようです。安三さんが真容疑者のことを、『家にいつもいて仕事にも行かへん』と怒鳴っていたとの知人の証言が報じられています」(在阪局記者)
容疑者が特定されながら逃げ回っている状況に現場となったマンション周辺も緊張が続いている。
「この一帯は京都や大阪のベッドタウンで、現場のタワマンは20年ほど前に建てられました。500戸以上あり、今も3LDKの部屋が4500万円台で取引されていています」(地元メディア関係者)
マンションを出入りする住民に容疑者特定をどう思うか聞いても「言えない、言えない」(男性)とピリピリした雰囲気だ。50歳の息子が、何を考えて母親の頭に鈍器を振り下ろしたのか。早期の身柄確保が求められる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班