「国民ATM化がどんどん加速してる」

1月16日の日経新聞の報道によると、厚生労働省が2027年9月をめどに“高所得者”の厚生年金保険料の上限を引き上げる調整に入ったという。

上限額は調整中ではあるものの、賞与を除く年収798万円以上の人は月1万〜3万円ほど本人負担の保険料が増える。

年収798万といえば、手取りは580万~590万程度である。

この報道を受けてSNSに衝撃が広がり、「年収798万円以上の厚生年金保険料」というワードがトレンド入りした。

「年収798万円のどこが高所得者?」「子ども2人いたら共働きでやっと普通の生活できるレベルだよ?」「米国なら“低所得”ですよ」など、高所得者の定義を疑う声のほかに、「厚生労働官僚、頭おかしいんか」「最大のガンは財務省ではなく厚労省」という、厚労省批判の声がXに殺到した。

元青汁王子としても有名な実業家の三崎優太氏も、「高所得者の定義が年収798万円以上と定義され、厚生年金保険料を引き上げを検討しているようです。もう搾取するためなら、どんな理由でも良いみたいになってませんか?民意は無視され、国民ATM化がどんどん加速してる、もう歯止めが効かない。」(原文ママ)とXにポスト。

三崎優太氏のポスト
三崎優太氏のポスト
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ひろゆき氏も「労働者の社会保険料がまた上がるそうです。高齢者は年金の受取り額が増えるそうです。」とXにポストし、現役世代の負担が増える一方、高齢者の受益額が増えることを指摘した。

ひろゆき氏のポスト
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