50周年記念イベント、開催初日の「ハローキティ展」の混乱とは
「ハローキティ展」の公式Xアカウントによると、イベント初日の10時15分時点での入場待ち時間は180分だったという。
案内スタッフを振り切って強引に入場しようとする人もいるほどの混乱が起こり、最終入館時刻を2時間繰り上げる事態にもなったため、SNSやネットニュースで話題になった。
このような事態を受け、株式会社サンリオは翌日、公式サイトに「ハローキティ展開催初日の混雑に関するお詫び」を掲載。
グッズ売り場は完全入れ替え制とし、購入できる時間帯を限定、グッズ売り場内のレジ位置や待機列位置などを見直し、会場限定グッズの購入個数の制限を調整するなど、運営方法を変更したとのことだ。
この騒動で特に問題視されていたのは、イベント会場にグッズ商品を転売目的で購入する転売ヤーらしき来場者が殺到しているという点である。
「ハローキティ展」公式サイトでは10月23日に、「転売に関するお知らせ」を発表し、イベント開催前から商品の転売禁止を呼びかけていた。
こうした注意喚起をあらかじめ行なっていたにもかかわらず、開催初日は転売ヤーらしき人々による混乱があったのだ。
Xにも〈転売ヤーがたくさん来てる。大量に袋を持っていてとても怖い〉などと、動画や画像付きのポストが投稿されており、会場内の混乱状況がうかがえた。