デキ婚とともに訪れた苦難 

こうして知名度が上がったため2003年には念願の歌手デビューも果たす。しかし、まったく売れずに歌手活動は1年であえなく終了。が、グラビア&バラエティタレントとしてはお茶の間を席巻する人気者になっていった。この頃、初スキャンダルも報じられた。

「それが森田剛との痴話喧嘩報道でした。2004年暮れ、都内ビルの階段踊り場で泣いているMEGUMIを森田がなだめて抱擁&キスしていたという目撃談が女性週刊誌に報じられたのです。しかも当時、森田は上戸彩と交際していたので『大スキャンダルか!』とその行方が注目されましたが、なぜかほとんどのマスコミはスルーした」(芸能記者)

『心に効く美容』(講談社)
『心に効く美容』(講談社)

だがその直後、MEGUMIは運命の人と出会う。当時音楽シーンを席巻していた『Dragon Ash』のボーカル降谷健志に一目惚れしたMEGUMIは、猛アタックの末、2008年にデキ婚を果たしたのだ。だが、この結婚・出産はMEGUMIの環境や心情に大きな影響を与えた。

「妊娠5ヶ月のときに降谷の不倫が報じられたのです。このときは惚れた弱みや将来のことを考え別れることはなかったのですが、その後も “モテ夫”の女性関係に悩まされるように。産後はメンタルの不調もあったようです。加えて仕事も“ママタレ”関連のものばかり。次第に仕事のオファーも少なくなり、世間から芸能活動を控えて主婦として幸せに暮らしていると見られる存在になっていった」(前同)

だがこの間に、ネットでほうれい線を批判されたことで「美容をガチでやろう!」と1000種類以上の美容法を試し、それが現在の美容本の大ヒットにつながっているのだからその強運っぷりはさすがだが、それは今だから言える話だ。