「知事になってやりたいことはあるのか?」
はたして政見放送の“効果”は出ているのだろうか。
内野氏によると、出馬後LINEでは1日100~300件の友だち申請が届き、一生懸命返事をしていたが、申請の数は政見放送の放送後に激増したという。
「友だち申請は(政見放送前の)100倍くらいいってるんじゃないですかね。1分でパパパッと何本も届くときがあるし、増え方がえぐー、みたいな感じで。送られてくるのが多すぎて、すぐに返すのは無理なんです」(内野氏)
万が一、当選してしまったらどうするのだろうか。
「そりゃ、ガンバらせていただきます。まあ、副知事に立花さんをお呼びして、私がやりたいことをやるにはどうしたらいいか、を相談させてもらって」
ここで「知事になってやりたいことはあるのか?」と問いかけると内野氏はこう語った
「やりたいことは、選択的週休3日制です。土日に加えて平日からも希望する曜日を1日休みにするんです。(週の中で)中休みが入ると疲れが取れるから、残りもダレずに頑張れるじゃないですか。
私、会社員だった時に起きるのがしんどくて。週5日ずっと働きづめって大変なんですよ。間に休みが欲しいってすごい思ってたんで」
もっともこの“公約”は出馬を決めてから考えたという。
「YouTubeとか生放送で出演する番組もこの先ちょいちょいあって。(7月から)街頭演説もやらせていただくんで、その時にちゃんとお話して動画を見てね、と。
政見放送で爆発して、他のところで真面目にやったらみんな『ヤベえ女を見に行くか』みたいな感じで見に来てくれるじゃないですか」
そう話す内野氏。「でもやっぱり脱ぎ芸は、選挙をバカにしているんじゃないですか?」と問うてみたら、こう返って来た。
「泡まつ候補としてテレビにも取り上げてもらえないし、真面目にやっても見てもらえないとなったら、もう真面目じゃなくやって、『うわ、なんやコイツ』って来たところにちゃんと真面目に話したやつを見てもらった方が効率いいじゃないですか」(内野氏)
投票まで残るは1週間。カオス首都決戦は続く…。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班