毎日違う女の子の家に遊びに行っていた幼稚園時代

――『言えない秘密』というタイトルですが、京本さんには“今だから言える秘密”はありますか? 

なんだろうな〜、秘密にしていたわけではないけれど、幼稚園の頃、すごくヤンチャだったんです。見た目はのび太なのに、中身はジャイアンみたいな(笑)。で、とにかくモテた! 

幼稚園の帰り、親が迎えに来る前に女の子と約束して、親に内緒でその子の家に遊びにいっていたという(笑)。それもひとりの女の子じゃなくて、いろんな女の子の家に日替わりで遊びに行っていました。
 

――けっこうおマセさんだったんですね。

幼稚園で僕の周りにはいつも女の子がいて、ふたりの女の子の肩を抱いて歩いていました。

それが幼稚園の先生の間で話題になり、頻繁に園長先生の部屋に呼ばれて「そういうことしちゃダメなんだよ」と怒られてばかりでした。でも自分、悪いことをしているという自覚はあったんですよ。

――確信犯ですか(笑)。

親も振り回していましたね。幼稚園に行く前に、ふざけすぎて親に怒られると拗ねて「ひとりで行くからいい!」って家を飛び出していました。親は心配だから追いかけてくるんですが、親をまいて登園したりして。当時から、『名探偵コナン』をめちゃくちゃ見ていたから、親をまくなんて簡単(笑)。そんなことばかりしていました。

SixTONES京本大我「毎日違う女の子の家に遊びにいっていた」…映画『言えない秘密』で明かした、今だから言える父母も困らせた幼少期の秘密_4

「もっとかっこいいセリフが言いたい」という欲がまったくない

――女の子に積極的なところも含めて、かなりヤンチャだったようですが、映画やドラマでは、初恋とかピュアな恋愛ものが多いですよね。

大人になった今だからできていると思います。10代〜20代前半だったら、キュンキュン系のセリフとか恥ずかしくて言えなかったですよ。

これまでいろいろな役を演じさせていただいて、ウブな男の役でも俯瞰で捉えることができるようになったのは大きいです。自分と切り離して考えられるし、芝居だと割り切ってセリフが言える。

僕は「もっとかっこいいセリフが言いたい」という欲はまったくないんで。むしろ、いろいろなラブストーリーに興味が湧いてきましたね。

そもそもSixTONESは、正統派のラブストーリーに出演しているメンバーがあまりいないんですよ。なのに、マネージャーが僕をラブストーリー担当にしようとしているのかっていうくらい恋愛ものが続いています。

でも来年30歳になるので、こういう役をいつまでいいただけるかわからない。だからどんどん経験していきたいです。

SixTONES京本大我「毎日違う女の子の家に遊びにいっていた」…映画『言えない秘密』で明かした、今だから言える父母も困らせた幼少期の秘密_5