家族経営の会社は「入るなキケン」?
この4月に入社予定者の9割が入社を辞退したと報じられた食品メーカー「いなば食品株式会社」。リークされた情報によれば、会長宅の掃除や買い物、ペットの世話を社員にさせたり、同業他社への転職を禁止し、違反すると年収分が罰金になったりするといった“ブラック”ぶりとキテレツぶりが露呈した。
そんななか先日Xで、家族経営の会社に関するこんなポストが話題になった。
≪いなば食品の件もそうやけど、「一族経営の会社には入社しない」と義務教育で教えるべきやろ≫
いなば食品の件もそうやけど、「一族経営の会社には入社しない」と義務教育で教えるべきやろ
— osirinoana (@fable_1982) April 11, 2024
このポストには5.5万“いいね”がつき、コメントでは「ほんと、その通りです」や「家族以外だいたい奴隷」など、多くの人が一族・家族経営の会社には闇があると感じている模様だ。
日本の上場企業の約半数が家族経営の会社だといわれているが、はたして本当にブラックで身勝手な労働環境が当たり前なのだろうか。巷での体験談などをもとにその実情を見ていく。