日本人の死因、第2位の心血管疾患

心血管疾患は心臓に血液を送る血管や心筋がなんらかの原因で異常を起こし、心臓に血液が行きわたらなくなることで起こる病気です。
代表的な症状が心筋梗塞、狭心症、不整脈などで、日本人の死因ではがんについで、2位と言われています。

心筋梗塞の主な原因は、動脈硬化で、血管の中にプラークというコブのようなものができ、血管の内壁が厚くなり血液の通り道が狭くなることです。

プラークが形成されるのは脂質異常、肥満による悪玉(LDL)コレステロールの増加、高血圧、糖尿病、喫煙による血管細胞のダメージなど、複数のことが原因となって起こると考えられています。

血管の中にプラークというコブのようなものができる
血管の中にプラークというコブのようなものができる
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動脈硬化の怖いところは、自覚症状がないまま徐々に進行していき、体の異変に気付くころには臓器にダメージを負ってしまい、命にかかわる危険な状態になる場合があるところです。そういったことにならないように、血管が狭くなる原因の悪玉コレステロール値を下げる食生活が大切になります。

悪玉コレステロール値が上がるのは脂肪の多い食事、肉の脂やバター、生クリーム、インスタントラーメンなどに含まれる飽和脂肪酸です。これらの摂りすぎに注意し、食物繊維の多い野菜、きのこ、海藻類、大豆製品を摂るようにしましょう。

また、特にサンマやイワシなど青い背の魚には中性脂肪や血中のコレステロール値を調整する不飽和脂肪酸のDHA・EPAが豊富に含まれているので、悪玉コレステロール値を下げるにはおすすめの食材です。

DHA・EPAは体の中で生成できず、食物から摂らないといけない必須脂肪酸ですが、血液をサラサラにする働きがあるので、心血管疾患リスクを低減してくれます。