「自己破産したころは生きた心地がしない毎日でした」

アンケートにご協力いただいたのは総計100人で、一部は近隣のパチンコ店で遊戯をしていた方も含まれる。かなり大雑把にまとめると、7億円近くの大金をギャンブルに溶かしてしまったという水原氏に対し「気持ちはわかる」という回答が中高年を中心に8割、「なぜ、そんなバカなことをしたのか意味がわからない」という回答が20代の若者中心に2割といったところか。

これは♯1で報じた若者たちの回答とは真逆の結果となった。自称“ギャンブル依存症”もしくは“依存症予備軍”の皆さんの回答は以下のとおり。

平和島ボートレース場(撮影/集英社オンライン)
平和島ボートレース場(撮影/集英社オンライン)
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博打に負けて酒とタバコ代を借りた

「今日は出張中に時間ができたので競艇しに来ました。ギャンブルの楽しさはわかるけど、あんな大きい借金をしてたら必死になっちゃって楽しさとかなさそうですけどね。僕の周りのギャンブラーの中にも、生活に影響が出てるやつがいますよ。タバコも買えなくてシケモク拾って吸ってるとか、酒代がなくなって周りに金借りて酒飲んでるとか。

タバコも酒もやめればいい話なんですけど、やめられる気概があったらまずはギャンブルをやめてるんで。そもそも依存しやすい体質なのかもしれないですね」(大阪府の30代男性・営業) 

よくあることだよ…

「競艇歴は30年以上になるけど、ギャンブルする奴には2種類いるんだよ。負けたら一旦切り替えて距離置くやつと、熱くなっちゃうやつ。水原さんは熱くなっちゃったんだろうな。一回でこれまでの借金を返せるくらいの金額を賭け続けて、気づいたら取り返しのつかない負け額になるなんてよくあることだよ」(足立区の60代男性・自営業)

大谷選手と水原氏(写真/共同通信社)
大谷選手と水原氏(写真/共同通信社)

ハマりすぎて自己破産したけど…

「自分の生活を苦しめるならいいけど、大谷さんとか他の人に迷惑かけるのはダメですよね。とはいえギャンブルで借金する奴は多いから、借金することの罪悪感とか、その辺の感覚が一般人よりはマヒしやすいかもしれないですね。

そういう私も実は20代の頃、パチスロにのめり込んで会社や消費者金融に借金して雪だるま式に膨らみ、返済の目処が立てられなくて自己破産した経験があるんですよ。そのころは生きた心地がしない毎日でしたね。

生活苦というより、周りから避けられる感じがしんどかったです。ぼーっとしてると死にたくなってくるんです。今ではボート(競艇)してるんですけどね(笑)。こんな冗談言えるくらい、どうにかなるものなんで、世間からのバッシングはあると思いますけど、いつかは楽しく生きられる日がくるってことは伝えたいです」(神奈川県の40代男性・営業)