レギュラー0本でもスケジュールはぎっしり! 吉本営業ランキング3位のサバンナ・八木「営業で大切なことは“どれだけ面白いか”よりも…」
吉本興業が誇るギャガーであり、筋肉芸人としても知られるサバンナの八木真澄。現在、テレビのレギュラーは0本(相方の高橋茂雄は10本以上!)だが、主な活動を営業にシフト。結果、昨年の営業・学園祭出演回数が吉本全体で3位と大躍進を遂げていた。SNSでも話題沸騰中、そのロジカルな営業術を本人が語り尽くす。
大手企業の会社員と18年間続けてきたこと
――めちゃくちゃロジカルに考えていらっしゃいますね。
営業を頼んでくださった現場担当者が、何を求めていらっしゃるかも大切だと思います。「一発当てよう」みたいに考えていらっしゃる方もいらっしゃいますし、「ミスなく終えたい」という方も当然いらっしゃいます。
――八木さんのようにロジカルに営業を語る人は他にいらっしゃいますか?
僕はマニアックだと思いますね。長年個人事業主をやっているからか、会社員とか組織の中で生きている人に興味があるんですよ。営業に行き始めてから、僕は会社の組織図を見るのが好きになった。
さらにいえば、中学から大学まで一緒だった友人が大企業に勤めていて、30歳のときから毎日1通、欠かさずメールしているんです。それが18年間続いていて。
すべての画像を見る
――18年ですか!
彼にサラリーマンとは何かを教えてもらいました。例えば社長が辞任したとき、会社に何が起きるのか。そういう会社員のリアルが僕の頭の中に入っているから、営業も俯瞰で見られるところはありますね。
取材・文/森樹
写真/神田豊英
未確認生物図鑑
八木 真澄 (サバンナ) (著), レイザーラモンHG (イラスト)
2000円(税込)
ISBN: 978-4847074097
サバンナの八木真澄が想像した独創的な未知の生きものを、レイザーラモンHGがリアルで愛らしいイラストに仕上げて命を吹き込む。 そうして生まれた100体の生物のイラストと、その生物の説明テキストをオールカラーで掲載しました。
この企画の発端は、八木が何気なくはじめたSNS(InstagramとX)での発信でした。八木が投稿した知られざる生きもののラフスケッチと一言コメントをもとに、HGが色鮮やかでチャーミングなイラストを描きあげていきました。書籍化にあたっては、HGのイラストを見ながら、八木が想像力をかきたてるテキストを新たに書き下ろしています。