虚偽のリークで児相が動き、専属モデルを降板
「本当に陰湿ですよ。ターゲットは子どもよりも母親になるケースが多いんです。ママ友が集まった場での陰口はもちろん、匿名掲示板で誹謗中傷をしたり。
さらに子どもが有名になってくると親の職業が晒されたり、水商売や風俗で働いてるなんて真偽不明の情報まで書き込まれてしまうんです……」
そうこぼすのはある現役キッズモデルの母親だ。“女の争い”は、なにもタレント同士だけの話ではない。人気キッズモデルの母親が絶対匿名を条件に業界の“ヤバすぎる実情“を語った。
娘が人気キッズモデルのカワダさん(仮名)は、かつてママ友から陰湿な嫌がらせを受けた。
「一昨年の9月、家に帰ると『連絡をください』という児童相談所からの通知がポストに入ってたんです。いきなりだったので、とても驚きました。
娘に話を聞いてみると、その日、学校で『知らない大人と話すことになって、“おうちで困ってることはないか”と聞かれた』と言うんです。
娘も混乱している様子だったので学校に電話をしてみると、学校に児相の方が来て、お昼掃除の時間に娘と2人きりで聞き取りを行ったそうです。その後、児相からの連絡で『通報にあったような虐待はないということで帰宅させた』ということがわかりました」
“通報にあった虐待”とは、「母親が夜、遊び歩いてる」「娘にご飯を食べさせていない」「撮影会のお客さんと子どもを2人きりにさせてお金にしてる」といったものだったという。もちろん、カワダさんに身に覚えはまったくない。
さらに、その夜、追い打ちをかけるような出来事が起こる。
「娘がモデルを務めるキッズブランドのクライアントが突然『SNSのインプレッションがよくないから娘さんはモデルを降板です』と言ってきたんです。
でも、娘は誰よりも数字がよかったはずだから、問いただすと『カワダさんの娘さんに対する態度が悪いので』と言って聞きません。意味もわからず、本当に怖かったです」
これも何者かからの虚偽情報リークが原因であることは明確だった。