仙骨が硬いと膝痛の原因になる

仙骨は骨盤の中心に位置していて、背骨の一番下にあります。仙骨には上半身と下半身をつなぐ役割があり、仙骨と腸骨で構成される仙腸関節によって、さまざまな動きを行うことができます。


ここが硬くなると、股関節の動きが悪くなり、太ももの外側の筋肉を過剰に使用してしまうケースが多くみられます。
その結果、膝は外側にねじれてしまい、伏在神経やその周りの組織は常に伸ばされた状態、いわゆる伸長圧がかかってしまい、膝に痛みを感じるようになるのです。

では、なぜ仙骨が固まってしまうのか?

これは座っているときの姿勢が主な原因といわれています。
椅子に腰かけるとき、背もたれにだらりともたれかかって、骨盤が後ろに倒れている座り方をしていませんか? これは「仙骨座り」と呼ばれていて長時間のデスクワークやスマホを見ているときに、よく見られる姿勢です。
また、女性に多いですが「横すわり」を繰り返したり、「脚を組む」姿勢を常に行っていたりすると、片方の仙骨に負荷がかかりすぎてしまいます。

こういった座り方をしていると仙骨が硬くなり、膝痛の原因になるのです。

膝痛はもちろん、加齢や運動不足による筋肉の低下、急激な体重増加によって膝の負担が大きくなる、また運動しすぎて膝を使い過ぎしまうことなども主な原因と言われていますが、ふだんの何気ない座り方が膝痛の原因にもなっているのです。

つらい膝の痛みの原因は座り方にあった? 温めてもマッサージしても治らない膝痛のためにほぐすべき意外な部位_2