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「もちろん堕ろしてくれるよね」

♯1で詳報したが、曾我容疑者は同じ家系ラーメンのグループで修行したかつての同僚が独立して岐阜県に開業したラーメン店の店長を務めていたものの、約1年半前に退職。そのきっかけが、ラーメン店の宣伝も兼ねて始めたライブ配信が成功し、配信収入が本業を上回るようになったことだった。

曾我容疑者は関連のライブ配信で知り合った女性と交際するようになり、「投げ銭」で150万円も貢がせた挙句、妊娠の可能性を報告した女性に「もちろん堕ろしてくれるよね」と冷酷に告げたという。

この言葉で目が覚めた女性は曾我容疑者と別れ、今回の事件のニュースを見て震撼、編集部に連絡を寄せた。この言葉で目が覚めた女性は曾我容疑者と別れ、今回の事件のニュースを見て震撼、編集部に連絡を寄せた。女性は現在20代で、曾我容疑者と交際していた。期間は2020年11月から21年9月だったという。

「当初はチャラチャラしているようなイメージはまったくなくて、将来独立するために必死でラーメン屋の店長を頑張っていました」

ラーメン店店長時代の曾我容疑者(知人提供)
ラーメン店店長時代の曾我容疑者(知人提供)
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女性はこう話し始め、続けた。

「ライブ配信で知り合い、男女の関係になってから連絡を取らなくなるまで7〜8ヶ月くらいでした。最初のころは体重が130キロぐらいあって、途中で胃の手術をしてからどんどん痩せていきました」

2人はカラオケ配信アプリで知り合い、互いのライブ配信を行き来するうちに仲良くなったという。女性は関東在住で、岐阜県各務原市に住んでいた曾我容疑者とはお互い新幹線を使って中間地点で会うことも多かったようだ。

「もともとカラオケ配信アプリで知り合って楽しんでいたこともあり、初デートは静岡県の三島駅近くのカラオケ店でした。大阪のラーメン店で働いていた時代に付き合っていた彼女と別れ、各務原でひとり暮らしをしていたアパートに2泊したこともあります。

私の誕生日には名古屋でブランド物の財布をプレゼントしてくれて、彼が東京に遊びに来て歌舞伎町をぶらぶら歩いたこともありました。彼は家族思いでした。お父さんを亡くしていて、実家にはお母さんとおばあちゃん、従兄弟が住んでいるみたいで、よく家族の話もしていました。将来の夢は『有名になること』と『自分のラーメン屋を立ち上げること』でした」

曾我容疑者が提供していたラーメン(知人提供)
曾我容疑者が提供していたラーメン(知人提供)