職場ごとに向いているタイプは?
――なんといっても、ビジネスで自分の強みをどう活かすか、また、職場やバイト先の仲間や上司、部下などとの相性も見られて、かなり内容が濃かったです。
これはもう原作の原先生や担当編集さんのご厚意で各キャラクターごとにシーンの絵をたくさん使わせていただけたのがありがたかったです。各キャラの特徴的な個性や使命を表す名場面的なシーンから、見過ごしてしまいそうなセリフまでを細かく拾い上げ、そのシーンやセリフのキャラの心情や特性を紹介しつつ、「このキャラクタータイプのあなたは職場でその強みや特性をこう活かせる」とわかりやすく解説できました。正直言って、ただの占い本を超えたファンムック的な楽しみ方も味わえると思います。
――学生だったら、自分はこんな職に向いている、などのきっかけを掴めますよね。
はい。私と同じ「羌廆(きょうかい)」タイプだったら、好きなことを見つけたら、それこそ仕事にすべき! サービス精神があるからサービス業は向いているし、面白がれることなら発想力や創作力も出せるからクリエイティブな仕事も向いてます。
――その他にも、パッと思いつく、タイプ別に向いてる職業などはありますか?
私のオリエンタル占星術で、2024年にエポックメイキングな運気が訪れる宿は「鬼宿」なんですね。『『キングダム』占い』では「麃公(ひょうこう)」タイプにあたります。とくに2024年はこれまでの経験からは想像がつかないような神がかり的なことが起こったり、今後に大きく影響する出来事に遭遇しやすい年になります。なので、「麃公」のように地位や名誉も興味なく、本能で戦局を読み取るタイプからしてみれば、案外、伸び伸びと能力を発揮できる年かもしれません。
どんな職種を選ぶにしても自由に動ける職場環境であることのほうが大事。例えば教師なら学校よりも塾講師の方が自由なスタイルで教えられるように。コンサルタントから福祉や保育士、何かを育てる畜産業も向いてます。