愛想笑いしてくれてるんだろうなっていうのを感じてしまって…

しばらく開催されていなかったことから、そもそも社内の大規模な忘年会に「必要性を感じなくなっている」という声は、若者だけでなく、おじさんからも聞かれた。

「初めて会社の若い子とお酒を飲んだんですけど、話が合わないし愛想笑いされているのがすごくわかってしまって、忘年会って本当に必要なのかなと思いました。ここ数年なくても会社は回ってたわけだし、無理にみんなを集める必要はないのかもしれないですね」(54歳男性・管理職)

新橋駅にて取材に応じるサラリーマン(撮影/集英社オンライン)
新橋駅にて取材に応じるサラリーマン(撮影/集英社オンライン)

「もともと忘年会は仕事として割り切って参加してたんですけど、そもそも繁忙期に行われるのも謎だし、翌日にお酒が残ったら仕事の効率悪くなるしで、全然いいことないんですよね。会社内でも同意見の人は多かったですよ。会社の勤務形態もコロナで大きく変わりましたから、忘年会もそのうち、好きな人だけが参加するとかして衰退していくと思います」(40歳男性・システムエンジニア)


アフターコロナ時代における忘年会の在り方は今後どう変化していくのだろうか。

「酒の注文や料理のとりわけができていない」「かなりの若者が1次会で帰ってしまった」久々の忘年会“解禁”でおじさんたちは若者に何を思ったか? 「もう必要ないのでは?」の声も_4
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取材・文 集英社オンライン編集部ニュース班

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