咽頭結膜熱にかからないためには?
咽頭結膜熱への感染リスクを下げるために、何に注意すればよいのかという情報は、多くの公式な発信でまとめられています。たとえば、厚生労働省が公開している情報では、以下のような注意点が紹介されています。
Q2 咽頭結膜熱にかからないためにはどうすればいいのですか。
A2
流行時には、流水とせっけんによる手洗い、うがいをしましょう。
感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。
衛生を保つため、プールからあがったときは、シャワーを浴び、うがいをしましょう。
(出典:厚生労働省「咽頭結膜熱について」)
なお、子どもが咽頭結膜熱だと診断された場合には、「学校保険安全法(旧称:学校保険法)」によって、学校は出席停止となります。国立感染症研究所が公開している情報では、以下のように記載されています。
学校安全法では、第二種伝染病に位置づけられており、主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止とされている。ただし、病状により伝染の恐れがないと認められたときはこの限りではない。
(出典:NIID 国立感染症研究所「咽頭結膜熱とは」)
特に、子どものいる家庭では、あらかじめ把握しておくと、万が一の感染発覚時にも判断がしやすくなるでしょう。
文/井上晃