稼げるアカウントを作るための「自己分析」
この後に続くアカウントジャンルやターゲットの設計、差別化を行ううえで自己分析は重要なステップです。
インフルエンサーが多い今の時代は「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重視されます。
例えばテレビのワイドショーやニュース番組は、出演者を専門家だけで固めたほうが情報は濃くなりますが、一般の人からの注目度の高い芸人さんや俳優さんもコメンテーターとして出演しています。
僕はYouTubeで「SNSを学びたい人」に対して「SNS運用のノウハウ」という情報を発信していますが、SNS運用会社の経営やインフルエンサー育成の実績があるからこそ数万人ものユーザーがチャンネル登録をしてくれているわけです。
つまり、Instagramでも「自分が何者で、何の情報であれば、情報を届けたい相手に聞き入れてもらいやすいか?」を考える必要があります。
初期設計ではまず自己分析を行い、「自分が何者か」を明確にしてください。
章末に掲載している自己分析シートを活用して自分の個性を出来るだけ多く洗い出したら、次はその中からInstagramの運用で活かせそうな要素をピックアップしていきます。
ピックアップした要素は後述するジャンル選定やアカウントの絞り込み、第2章のプロフィール作成の段階で活用できるため、この時点でメモしておくとスムーズです。
また、自己分析で書き出した自分の個性のうち、Instagramの運用に活用できるのは特技や長所などの「ポジティブ個性」だけではありません。
自分では短所やコンプレックスだと感じている「ネガティブ個性」は、アカウントの希少性を高めてくれます。
多くのユーザーに共通して当てはまる要素ほど伸びやすいです。
アカウントの希少価値を高める「ネガティブ個性」は主に右図の5パターンに分類されるので参考にしてください。
【POINT】
自己分析をもとにアカウントのジャンルや発信内容を決めていく