聡明さを活かした当たり役が生まれて欲しい

『レオン』(1994)や1999年からの『スター・ウォーズ』新3部作、『クローサー』(2004)、最近では『マイティ・ソー』(2011~)シリーズにも出演しているけれど、コレ! といった代表作が、『レオン』以降ないのが少し残念なナタリー。

とはいえ、『ブラック・スワン』(2010)では初めてアカデミー主演女優賞を受賞しました。『白鳥の湖』の主演に抜擢され、プレッシャーによって精神が崩壊していくバレリーナを繊細に演じていましたよね。

来日した彼女に実際に会ったときの第一印象は、「細くて小柄!」ということ。ハーバード大学出身らしく、インタビューの受け答えからも頭のよさがヒシヒシと伝わってきました。

2人の子どものママでもあるので、今はまだ子育てに忙しいかもしれませんが、彼女の聡明さを活かした当たり役がもう1作くらい生まれたらいいな、と、映画ファンとしては今後にも大いに期待しています。