2019年9月からTOKYO MXの『バラいろダンディ』のアシスタントとして出演。今年4月から同局の『5時に夢中!』の新MCに就任して活躍する大島さん。育児や仕事のこと、すっぴんで明け透けにぶっちゃけるYouTubeチャンネル『大島由香里に乾杯』の開始のきっかけや今後についても聞いた。

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深夜1時からお台場駅前の居酒屋で

――『5時に夢中!』の司会には慣れましたか。

各曜日のゲストの皆さんに遠慮なくいじっていただいていて、正直“まだワンクール?”というくらい濃密な時間を過ごさせていただいてます。

――かつては番組にどういうイメージを抱いてました?

以前から視聴者としてはすごくファンでしたし、マツコさんが世に出るきっかけとなった番組という、やっぱり三癖ぐらいある人たちが出てるからこそ、本当に面白い番組だと思って見ていました(笑)。でも、まさか自分が出させていただくことになるとは思ってもいませんでした。

――フジテレビの番組作りとのギャップなどはありましたか。

扱うネタの内容や、取り上げ方はすごくエッジが効いていますよね。局アナ時代に経験させて頂いたのはストレートニュース。MXはみんなが興味を抱くような、人間の価値観のコアな部分に切り込む。そこはすごいMXの良さだと感じています。

――例えばどんな興味を抱くようなニュースでしょうか。

ついこの間は、山手線の各駅で生ビール1杯の値段がどれだけ違うかで、一番高い駅と一番安い駅を比べた記事を取り上げたんです。一番高いのは恵比寿駅でした。上野は安いかと思いきや、マツコさんが「最近すごく栄えてきて若者に人気の街になってるから、値段上がってるのよね」とか「やっぱり北西のエリアは安いよね」っていうのを、味わい深く図を見ながら語り合いました。

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――かつてのフジテレビ時代は夜の報道を担当されていて、どのような出社形態だったのでしょうか。

キャリアのほとんどが夜の帯番組でしたからね。仕事は夜するもの、という感覚が長くありました。夕方出社して夜中の0時にOAを終えて深夜1時に退社というルーティーンでしたね。

――YouTubeチャンネルでも仰ってましたが、深夜1時に仕事を終えても、真っ直ぐ家に帰る日は少なかったと。

そうですね。番組終わりの深夜1時からお台場駅前の居酒屋「笑笑」にスタッフさんと飲み会に行くという。それで朝4時に家に帰って寝る日々でした。なるべく早く飲みたいから、レインボーブリッジを渡って芝浦や浜松町の店までガマンするという選択肢がないんです(笑)。

――お台場の「笑笑」に大島由香里がいるぞーって、ファンが殺到したんじゃないですか。

いやいや。お台場で夜中一時から飲み始める方はなかなかいないと思います。周りはみんな同業者か、本当にもう二次会でベロベロになってる人ぐらい。店員さんは「さっきまで見てたよ」みたいな感じでした(笑)。