好きな男性のタイプはズバリアスリート
――選手のピークは何歳くらいなんですか。
一般的に、女子アスリートのピークは30歳前後と言われているんですけど、ガールズケイリンは人それぞれです。デビュー直後がピークの人もいれば、結婚して出産して、戻って来られてからすごく強くなる選手もいますし、バラバラですね。
――高木選手は?
私は今24歳なので、6年後…30歳で本当に強くなれるタイプだと信じたいです(笑)。
――それまで結婚はしない?
小さな頃は早く結婚して子供を産んで…というのが、自分の中の夢として間違いなくあったんです。
――今は?
同期の選手とそういうことについて真剣に語ったことがあって。今すぐに結婚したとして、出産して復帰するまでに、最低でも2年半から3年はかかるじゃないですか。選手のピークを30歳だとすれば、選手として一番伸びるはずの、これからの6年間の半分近くになるわけで。
――でもそれって、今すぐ結婚するということが前提になっているんですよね。
そう! 1番の問題はそこなんです。すぐに結婚するということは、今相手がいるということで。それがいないことが大問題なんです(笑)。
――理想のタイプはあるんですか?
小学2年生から中学を卒業するまで、ずっと1人の男の子のことが好きで、その子は、やさしくて、目立たないタイプだったんですけど、今は体型も心も、自分より大きな人がいいなぁと思っていて。
――ということは、スポーツ選手しかいなくなっちゃいますよね?
そこが最大の悩みです(笑)。
――最後に、マイブームを教えてください。
車の運転です。さすがに九州は飛行機ですが、関西のレースくらいまでは、川崎から車で行きます。行きはレースのことを考えずに、頭を真っ白にして運転を楽しんで、帰りは“あそこはこうだったな”とか“なんであそこでいけなかったんだろう”とか、ひとり反省会をしながら車を運転しています(笑)。
取材・文/工藤晋 写真/松木宏祐
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